ARGをご存知だろうか?ARG(Alternative Reality Game)、直訳だと代替現実ゲーム、要するにドラマの世界と視聴者の生活が合わさるような演出のもので、ま、新しいタイプの視聴者参加型のもの。SIG-ARGことIGDA 日本ARG専門部会という組織も立ち上がっている(
http://igdaj-arg.blogspot.com/
)。
ARG の例は、Halo2 のプロモーションの一環として2004 年に行われた「I Love Bees」、日本では、2008年に「The Lost Ring」が、2009年に「RYOMA the Secret Story」が開催されている。位置ゲーで盛り上がる「コロニーな生活☆PLUS」もARG的だ(参考・・
http://blogs.itmedia.co.jp/honjo/2010/01/2009-10-bc9e.html
)。
TBSで1月26日より始まったネットドラマ「マノスパイ」(
http://www.tbs.co.jp/mano-spy/
)もARGだ。
昨年TBSネットドラマ第一弾に出演の真野恵里菜が主演。テーマはスパイで、ほかの出演者を含め、表の姿とスパイという裏の役割をもってドラマが進む。この設定(裏の姿はスパイ)が、現実の視聴者をも巻きこむ。ネット発の謎解きに始まり、スタンプラリーまである。視聴者自身にスパイとして指令が出ることもある。
すでに第一回は1月26日から公開開始で12回まで続く・・1本が5分程度。ドラマの進行に連動して、いろいろな形で謎が公開される。
中心となるのはネットコミュニティで、TBSが用意するもののほか、外部のコミュニティを活用する可能性もあるとか。リアルの店舗との連携もあり、スタンプラリーなどを介して、参加意欲が高い人には最終的に「スパイ認定証」とかかなり貴重なプレゼントとかも。ドラマでヒントも公開。ドラマは雰囲気を盛り上げるような役目。
参考記事:ARGを取り入れたTBSネットドラマ『マノスパイ』放送開始
http://gihyo.jp/news/nr/2010/01/2702
「マノスパイ」はTBSの冒険プロデューサー 丹羽多聞アンドリウ氏が制作。1月30日の下北沢で開催のリアルイベントには、SIG-ARG関係者もみられ、注目されていることがうかがわれた。
<参考:ARGとは>
ARG ファンは典型的な ARG とは以下のような要素を持った娯楽だと認識しています。
・参加者の行動に応じて変化するリアルタイムでインタラクティブな物語
・ゲームであることを明言せず、従ってルールやゲームの範囲も提示しない
・何かになりきる必要はなく、現実世界に生きている自分自身のまま参加する
・物語の舞台として実世界とインターネット・電話・手紙など複数の媒体を利用する
・登場人物は人間が操作しており、参加者の行動に柔軟に対応する
・謎解きやミッションなどが与えられ、それを解決することで物語が進んでいく
・参加者の活発なコミュニティがあり、そこで共に悩みながら問題を解決していく
・何らかのプロモーションを目的とした参加無料の広告型ARGも多い
・書籍やカードを中心とした商品型ARGも存在する
注:ARG のきちんとした定義は未だにない。
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